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 スポーツ動作での痛みのとらえ方
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あなたは自身の痛みを『使い痛み』という一言で片付けてはいませんか?そこで一つ考えてみて下さい。スポーツ選手であれば誰でも身体を酷使しています。それはプロもアマチュアも同じことです。しかし、身体の使い方について真剣に考えてみたことはありますか?最初はごく小さなバランスの狂いであっても、そのままにしておくとその狂いはどんどん大きくなっていきます。 ip-2.gif (3697 バイト)
ip-1.gif (2274 バイト) 非能率的な動きや、力のロスが多い不経済な動きは、痛みや様々な症状の引き金(原因)となります。これらの動作を分析することはなかなか自分自身では出来ないものです。ではもし、自分の動作の短所がわかっていたとしたらどうでしょう。
しかし、予想はできても、実際それをいざ変えるとなれば大変難しいことです。その証拠に、指導者に「こうなっているから、こうしろ!」と言われても、すぐにできるようになるかといえば非常に難しいでしょう。それはしたくてもできない動作があるのと同じことなのです。 ip-3.gif (2862 バイト)
ip-4.gif (3549 バイト) 反対に自分の長所、言い換えれば得意な動作はどうでしょう。その動作が能率的で経済な動きであれば問題なくのばしていけますが、様々な原因により合理的な動きをしている選手は非常に少ないのです。それは、「得意なことばかりをやっていたため反対の動きが苦手になってしまった」ということでわかります。
となれば、短所であろうが長所であろうがバランスということから考えると、片寄っているということになります。ですから、体力増強以前に、まず、現在の身体の状況を見極め、バランスのとれた身体、つまり合理的な動作が行え、各スポーツ種目に必要な能力・技術を持った身体を整えるべきではないでしょうか。
このように、片寄った状態で競技を続けていくと片寄った動きとなり、体のいろいろな部位に痛みが発生してくるのです。みなさんは『なんでこんな所が痛くなるのだろう』という経験をしたことがありませんか。そこでいろいろな部位が痛くなる簡単な原因をいくつか挙げて、考えてみましょう。
肩の痛み
ip-6.gif (2056 バイト) ○ 右ピッチャーで体幹が左に傾いている場合、肘があがりにくく、無理してあげようとすれが痛みが生じる。
○ ボールの握りが深すぎると、肩の動きに制限がでる。
○ テイクバックで力んでいると、上肢内旋から外旋に移行する際ストレスがかかる。
腰の痛み
ip-7.gif (2817 バイト) ○ どちらかの肩が動きにくいランナーが、体幹を片側にひねって腕をふる。
○ 股関節が曲がりにくいと体幹が傾いている。
○ 片側の肩が著しく下がっていると左右上肢のバランスが悪くなり、体幹へのストレスが大きくなる。
簡単に原因を挙げるだけでも、身体のいたる所が関係していることがわかっていただけたでしょうか。

そのまま、間違った身体の使い方とその身体原因を取り除かなければ、真の改善はのぞめません。そしてその原因は選手のパフォーマンスにも影響するのです。そのスポーツに必要な技術だとわかっていても、なかなか実行することは困難です。なぜならその部分だけではなく、すでに体全体に存在するからです。そのためにももう一度、身体の使い方について考え、体が何か異常を訴えた時、一時的な対症療法ではなく本当の原因を取り除きましょう。それが故障の早期回復にもつながり、パフォーマンスの向上にもつながり、最終的には予防にもつながるのです。

 

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